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意味や仕組み

難消化性デキストリン


難消化性デキストリン

なんだか、難しそうで危なさそうなイメージの名前ですね。

でも、そんなことはありません。

まず、デキストリンとは、デンプンを酸や酵素加水分解する過程で得られる中間物質の総称です。(なお、デンプンを加水分解すると、最終的にはグルコースになります。)
デキストリンは、水溶性なので容易に消化、吸収されますが、分子量が大きくなるにつれて、溶解性は低下していきます。つまり、難溶性になります。
デキストリンは、工業的には、とうもろこしや、じゃがいもなどのデンプンから作られますので危険な物質ではありません。

難消化性デキストリン難消化デキストリン)は、デキストリンの中で難消化性部分を分離精製して得られ、これは、小腸では分解されない難消化性の食物繊維として使われています。(食物繊維は第6の栄養素とも言われます。)
「難消化性」というのは、消化を遅らせる性質で、この性質が、役に立つのです。
例えば、糖の吸収スピードを遅らせると、食後の血糖の上昇を抑制できたりします。
また、脂肪の吸収スピードを遅らせると、食後の中性脂肪の上昇を抑制できたりします。
難消化性デキストリンを成分とした特定保健用食品トクホ)も許可されています。

ほとんど無味なので、粉末をスプーンですくって、飲み物や食べ物に添加しても、味が変化することなく、摂取できます。

また、難消化性デキストリンを含んだトクホのコーラが人気で、よく売れているそうです。

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